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20代のモラトリアム

働くことが嫌すぎて仕事を辞めてニートになったゆとりのブログです

就職して1年半。得たものと失ったもの

社畜のイラスト

 

 

今から考えれば信じられないけど、学校を卒業する半年前くらいまで、就職先が決まらない間は、就職先が決まらないまま卒業を迎えたらどうしようという不安や焦りで、夜も眠れなかった。

 

就職して「働きたくない」と気づいてからは、そういう本やメディア、似たような考えを持つ人と触れる中で自分の信念が固まってきたから、就職する前と比べたらだいぶ楽観的になれてきた。

 

まあ実際に会社員は向いてないと気づくのには、実際に就職しないと気づかなかったことだし、全く無駄なことではなかったなと思うけど、それに気づくために20代の1年半を失ったのはやはり痛い。

 

就職して気付いたのは、時間が流れるスピードが異常に早く感じるようになった。もう8月だし、あと1週間位で盆休み(ちな有給扱い)が控えている。学生の頃の夏休みは、1日の密度が濃かったし、1日中、課題や遊びやイベントが楽しかったから、1日1日が長かった。

それが今となっては、すべきこと(仕事)が山積みな中で、チラチラ時計を見つつ、後何時間で帰れるのかを考えているのは、時間をドブに捨てているのと等しい行為だと思う。俺は一体何をしているのだろうか。こんな生き方を続けるために就職したのか。こんな生き方をしないと生きられないのか。

 

そんな暮らし方をしてゴチャゴチャ考えてるうちに1年半経ってしまった。

 

働いて気付いたもう一つの収獲は「自分の将来の想像力が強化された」ことかな。

具体的には、十年後の自分が何となく想像できるようになった。十代の頃は社会経験が浅かったせいか、20台はまだしも30代の中年になった俺なんて想像できなかった。バイト先の人間や、教師たち”大人”は、”大人”という生き物で、自分とは別の人種だとさえ思っていた。

 

就職すると、職場は周りがおっさんばかりで、このまま順当に数十年が経つと、自分が周りのおっさんみたいになってる想像が難しくない。今のまま働くと、数年後には役職がついて収入はいくらくらいで、また数年後には役職があがることが分かったり、先のことが分かりすぎて人生が楽しくないんだよね。

 

会社の上司は生活の安定のためにずっと同じ場所に居を構え、ただただ同じ毎日を繰り返して、定年まで働ききる生活を目指してるのが普通にすごい。ただ決められた通りに仕事をする機械と同じに思えるし、そういう生活はしたくないけど、基本的に会社ってそういう思考の人が集まってるから、その中でこういう発言すると「それは間違ってる」「考えが甘い」とか言われて排斥される(実体験)

 

 

俺は馬鹿だったから「親や周囲の人間が就職した方がいいと言ってるし、正社員になって働かなきゃ」と社会からまんまと洗脳されてしまった。その通りに動いた結果、洗脳が溶けてしまった。

俺の後輩や同年代でも働きたくないから就活しないというやつがいるけど、経験で学んだ俺よりも賢いなと思いたい。けど実際働いてみて働かなきゃ経験できなかったことはたくさんあったし、そういう人でも働いてみれば意外と馴染んで社会人適性があることに気付かされるかもしれないから、新卒という最も就職しやすいチャンスに一度ダメ元で就職してみればいいと思う。俺みたいにやっぱ無理だわと感じたら、すぐに辞めればいい話だし。