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20代のモラトリアム

働くことが嫌すぎて仕事を辞めてニートになったゆとりのブログです

アニメ『この美術部には問題がある!』のレビュー的な感想

「この美術部には」の画像検索結果

 

さっきまで夏だったのにもう10月とか時間が流れるの早すぎやしませんか?
9月の記憶が殆ど無い…。

 

今年の夏アニメでずっと見ていた「この美」こと「この美術部には問題がある!」の最終回が終わった。
漫画原作のアニメなんだけど、面白さやアニメの完成度の割に、知名度も低くてあまり評価されてない印象。
個人的には同時期に放送されたNew Game!なんかより見応えがあったと思うんだけど、DVDも売れてなさそうだし、ブログで感想を書いてる人も少ないので、知名度が低いのならもったいないと思った。

 

ということで自分なりに応援の意味を込めて紹介記事を書いてみます。


どんな話?

天才的な絵の才能があるが夢は「最強の二次元嫁絵を描きだす事」のため描く全ての絵が「萌え絵」になる内巻すばると、そんな彼が好きだけど素直に言えない宇佐美みずきを主軸とした、個性豊かな部員及び登場人物ののんびり部活系コメディ。(ニコニコ大百科より引用)

 

基本的には、美術部として問題のある個性的な美術部員たちの、部活動や学校行事を描いた学園コメディです。恋愛要素とギャグでできてるので、シリアスなシーンが苦手な人に特におすすめです。


作品のポイント

宇佐美さんのかわいさ

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原作者が「この作品の8割はみずきの可愛さで出来ている」と言ってしまっているのも頷ける。たしかに可愛い。容姿は黒髪ショートボブで、スタイルも特別いいわけではないからリアリティがあるんだけど、こんな純粋で性格が良い子は現実にはいないからやっぱりリアリティないわ

 

宇佐美さんは同じ美術部に所属する内巻くんのことが好きなのですが、つい照れ隠しで暴力を振ってしまったり(大体後で後悔するか謝罪する)、して、なかなか自分の思いを伝えられません。

 

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内巻くんのことを好きなことは、同じ美術部のメンバーも、クラスの友達も、宇佐美さんの母親もみんな知っています。なぜなら彼女にとっては隠しているつもりでも、感情が意図せずとも表面化してしまう性格のため、すぐに赤面して動揺したり、照れ隠しで暴力を振るったりするので、傍から見たらバレバレなのです。

 

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この感情の豊かさが彼女の最大の魅力で、怒ったり、泣いたり、落ち込んだり、赤面したり、高校生ではなく中学生ならではのピュアさを感じられます。アニメでは動くのと声優の演技もあって原作以上に魅力的に見えます。自分を隠すことができない正直さと、逆に本人には自分の言いたいことを言うのも躊躇ってしまういじらしさとの2面性が魅力的です。

 

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恋愛対象の内巻は、二次元キャラにしか興味が無いので、宇佐美さんの恋愛感情には全く気付かないし、意識することもないので、2人の関係は進展してなさそうに見えるけど、ふとしたきっかけによって2人の距離が近づくような描写があります。

内巻くんは意識せずとも、話が進むに連れて関係が進展しているように見えるけど、やっぱりしてなかったり。アニメではそんなもどかしさに悶てしまうこと請け合いです。

 

結構ギャグが面白い

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映像で笑わせるというよりかは、脚本で笑わせるタイプのギャグが多いかな―。

すれ違い系(アンジャッシュ的なやつ)みたいな勘違いによって話が複雑になっていく展開が多いですし、話もまとまっています。

個人的には人工呼吸の話のときの部長とコレット(美術部の後輩)とのすれ違いが好きでした。

 

あとは基本的に登場キャラがぶっ飛んでいるので、登場キャラが視聴者の予想の斜め上を行くことが多いところも笑いどころだと思います。

とは言え、明らかに視聴者の不快になるようなキチガイ行為をするでもなく、ギャグとして楽しめるので安心して見れます。

 

宇佐美さんは一見ツッコミ役で、しかもツッコミの切れがあってこれもまた面白いんですけど、動揺して狼狽したりした時は勢いで暴走したりしてそれを見るのも面白いです。笑えるんだけど、微笑ましさを感じられる、ギャグとラブコメ、一粒で二度美味しいところがこの作品の魅力でもあります。

 

作画がきれいで安定している

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アニメ自体の完成度が高いと思います。

全話見た中でも、作画が不自然なことに気付かなかったくらいには安定していたと思います。個人的には何度か出て来る夕焼けのシーンが印象的でした。

ヒロインの可愛さで売っている作品なのに、作画が崩れてて不細工になったりすると悲しいけど、作画や演出の作りが丁寧だったから、安心して見れたし、作品の完成度を高めています。

 

ちなみに、原作も読んだんですけど、原作に忠実で、萌えアニメにありがちなオリジナル要素とかいう蛇足もなくて、未公開の話のセリフがところどころ散りばめられたり、原作を知っている人しか気付かないところもあるのもポイント高いです。

 
テーマソング

ボカロPの40mpさんの『ココロ*パレット』

 

 

なんとボカロ曲でテーマソングが作られています。

もともと2013年に、原作とのコラボ企画で作られていた楽曲です。

 

個人的には冒頭の「 愛が消えてゆく前に…」と言う歌詞で開幕から感傷的な気分にさせてくれます。

中学生の幼い恋だから、もしかしたら恋に恋しているだけなのかもしれない。一時的でいずれは消えゆくものかもしれないけど、今の自分の気持の色をキミ伝えたい という儚さがどストライクです。

 

綺麗なメロディーと美術部ならではの歌詞はこの作品ととてもマッチしていると思います。

 

最後に

学園モノではありがちな高校ではなく、中学生なので、若干登場人物に幼さを感じますが、中学ならではの大人になれてないピュアな恋愛感情や、大人への過渡期である高校生とは違う、中学生だからこその魅力を宇佐美さんと内巻くんは持っていると思います(部長は中学生に見えねーわ…)

 

個人的には楽しめたのですが、話の内容は学校生活での日常がメインなので、衝撃的な急展開や裏切りがない平坦な日常がメインのため、内容のインパクトは薄味だとは思いました。

ぶっちゃけ、宇佐美さんに対する評価=この作品の評価なので人を選ぶし、ほのぼの系が苦手な人にはおすすめできません。

 

恋愛感情に振り回されて暴走する女子中学生、宇佐美さんのピュアさと、ほのぼのとした雰囲気、くすりと笑えるギャグ、それらは全て何の変哲のない日常なんだけど、そんな日常こそ尊いものだと気付かせてくれた作品でした。

 

煩わしい人間関係や、疲れ切った日常に癒やしが欲しい人におすすめの作品です。

 

アニメを見てみたくなった人はニコニコで1話が無料で見れます。

 

 

原作もpixivコミックにて、1話も原作の最新話も無料で読めます。

comic.pixiv.net